昔流行した平松絵里さんの「部屋とワイシャツと私」が好きでした。
好きな人のシャツなら毎日アイロンをかけてあげてもいいわ、
なんて妄想をいだいていました。
自分のシャツのアイロンがけは母にお願いしていたのですが、
結婚を機会に旦那のシャツは
自分でアイロンがけにチャレンジしてみました。
ところが、見ているのとやってみるのは大違い。
なかなか思ったようにピシッと仕上がりません。
そこで、きれいにアイロンがけが仕上がるコツを探してきました。
同じような苦労をしている人と分かち合うために紹介します。
これで、クリーニングに出した後のような仕上がりが実現可能です!
なぜなのか? 簡単なアイロンがけが面倒だと思う理由を解説!
アイロンがけ面倒に思う理由は人それぞれあると思います。
調べた結果をまとめると、嫌いな理由は次のようになりました。
○暑い
確かに、夏場のアイロンがけは、熱いアイロンを使うので暑いです。
○準備・片付けが大変
準備には、作業する場所の確保とアイロン台などの道具の出し入れ、
そして作業を始めるにはアイロンが温まるのを待たなければなりませんし、
仕舞うときも冷めるのを待たなければなりません。
準備と片付けにはそれなりに時間がかかりますね。
○それなりにスキルが必要
たいていしわが生じます。
しわになったら直しにくい、とスキルを求められる場合が多いです。
シャツのボタンまわりのしわ取りも面倒です。
○成果が地味(シワが伸びるだけ)
ワイシャツやスラックスなどは、
1枚かけるのにそれなりに時間がかかります。
ハンカチ類の小物でも時間がかかりますよね。
そして、準備や作業が大変な割には、
成果が“シワが伸びるだけ”と地味なんですよね。
一つ一つの作業は、それほど大変なわけではありません。
アイロンがけを面倒に感じるのは、
料理とか掃除など他の家事に比べて
達成感が少ないことが原因のように思います。
やり方を変えれば面倒じゃなくなった! アイロンがけが簡単にできるコツ
それではアイロンがけを上手に行うコツを見ていきます。
○シャツを干すところから始まります
しわが出にくいように、脱水は短めにします。
干す時は針がねハンガーは使わず、厚みのあるハンガーにします。
この方がシャツなどの型崩れが起きにくくしわも少なくなるので、
後のアイロンがけが楽になります。
○細かいところから広いところへ
アイロンをかける場所には順番があります。
一口に言えば、「狭いところから広いところへ」です。
アイロンがけは、
襟、袖、肩、前身頃、後身頃の順番でかけるのがおすすめです。
特に襟と袖口は目立ちますので、きっちりと行います。
襟と台襟(首周りの帯状の部分)は別々にかけます。
まずは襟の裏側から首の後ろ側中央に向かって
左右からそれぞれアイロンをかけます。
表側も同じようにかけたら台襟も同じ手順で行います。
袖口はカフス部分からはじめます。
カフスを内側から開き、引くようにアイロンを動かし、
かけおわったらカフスをクルリと返して表側からも同じようにかけます。
次に袖全体を縫い目に合わせて揃え、袖の付け根を片手で押さえて、
カフス側から伸ばすようにアイロンをかけるとうまくいきます。
○アイロン台と霧吹き
シャツは、台の上で、軽く引っ張りながらかけると
きれいにアイロンがかかります。
衣類の繊維は水分を含むことで緩み、伸びやすくなります。
ですから、霧吹きで繊維に水分を含ませることで、
しわが伸びやすくなるのです。
アイロンのスチーム機能でも、同じ効果がありますが、
広い範囲に均等に水分を与えるには、霧吹きのほうが良いでしょう。
○空いている手を活用
アイロンを持っていないほう手でシャツの端を少し引っ張りながら、
アイロンを直線に動かすようにします。
ジグザグしながら進めてしまうとしわができやすくなります。
ワイシャツのアイロンがけの奥の手
○ハンディスチームアイロン
シャツをハンガーにかけたまま利用できる
ハンディ型のスチームアイロンがあります。
アイロン台を出してアイロンをかけるのが面倒な人は試してみてはいかがでしょう?
機種によってパワーに差があり、
アイロン台を利用したときに比べて仕上がりはいまひとつですが、手軽な方法です。
○アイロンのいらないシャツを買う
アイロンがけが不必要なシャツも最近は綿100%で
デザイン性の高いものが販売されています。
形態安定、形状記憶、ノンアイロン、イージーケアなど
タイプも値段もいろいろです。
耐久性、もとの形態にもどる再現性にはそれぞれ差がありますが、
どのタイプも年々進化しているので、試してみてもいいですね。
まとめ
大好きな旦那さんには、毎日ピシッとアイロンがかかっている
ワイシャツでお勤めに出て行ってほしいものです。
あなたの愛情のこもったキレイなワイシャツなら、
旦那さんも気分良く仕事に臨めるでしょう!
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