睡眠時間の短い人は睡眠の質がいい?

忙しい日々を送っていると、
「時間よ止まれ!」とか
「1日が48時間くらいあったらいいのに」とか思います。

 

でも、1日=24時間は変えることができませんから、
いきおい睡眠時間を削ることになります。

 

総務省の『平成23年 総務省「社会生活基本調査」』によれば、
日本人の平均睡眠時間は女性で7時間36分、男性で7時間49分でした。

 

世界的に見ても日本人の睡眠時間は短いのです(経済協力開発機構調べ)。

 

睡眠中、私たちの体はいろいろなことを行っていることがわかっています。

 

睡眠不足は肥満、高血圧の原因になります。

 

では、睡眠時間が長ければOKなのか?というとそういう訳ではありません。
勉強と同じように睡眠においても質が重要になります。

 

 

睡眠時間が多いことより質が大切!

 

 

睡眠には浅い眠りである「レム睡眠」と
深い眠りである「ノンレム睡眠」があり、
私たちは睡眠中にこの2つの睡眠状態を繰り返しています。

 

健康機器で知られているOMRONのコラム参考にもありますが、

「ノンレム睡眠」に達する時間が重要になります。

 

深い眠りの最中には、体も脳も休憩状態になりことから、
起床時の「よく寝た!」という満たされた感じを得られます。

 

速く深い眠りに到達することは、
起床時の満足感のために大切なことなのです。

 

速やかに深い眠りに入るためのポイントは2つ。

 

1つは「生活のリズムを整えること」。

 

いうまでもありませんが、
規則正しい生活は体内にある「体内時計」の動きを整え、
睡眠を促すメラトニンをいうホルモンの分泌を
一定の時間帯に行うようになります。

 

もう一つは、「適切な疲労感」です。

 

体の疲れは、最高の睡眠導入剤です。

 

運動は筋肉を疲労させる一方で血流をよくして興奮状態になり、
睡眠に入るのを妨げます。

 

運動後は少しぬるめの風呂に入って
リラックスするのが速やかに眠るためのポイントです。

 

 

睡眠時間最適なのは?

 

 

では、深い眠りである「ノンレム睡眠」が得られれば良いのか?
というと、話は簡単ではありません。

 

読売新聞のコラム「ヨミドクター」参考にも取り上げられていますが、
睡眠には「体・脳の休憩」と
翌日に向けた「心身の調整」を行っているのです。

 

2つの目的を十分に行うためには、適切な時間が必要になるのです。

 

そして最適な睡眠時間は年齢によって違います。

 

年齢別の最適な睡眠時間は、
小学生なら10~11時間、
20代なら7時間、
60代なら6時間となります。(参考:ドクターズプラザ

 

昔から「寝る子は育つ」といわれていますが、科学的な理由があったのです。

 

 

まとめ

 

周囲を見ると短い睡眠時間でも元気な人がいます。

 

不思議に思っていたのですが、
ポイントは「素早くノンレム睡眠になる質の良い睡眠」でした。

 

長く眠ってもスッキリしない人は、
先にも述べましたが「規則的な生活」と適切な運動と入浴で
「適切な疲労感」が得られようにしてみましょう。

 

一方、適切な睡眠時間も存在します。

 

忙しいときは睡眠時間を短くしたくなりますが、
短くしすぎには気を付けましょう。