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七夕に欠かせないものと言えば、晴れた夜空と笹です。
短冊が吊るされた笹が、七夕の気分を盛り上げます。
この七夕に無くてはならない笹ですが、
七夕の前身である乞巧奠(きこうでん。中国から伝わってきたもので、織物の上達を願う行事)の祭壇に五色の糸をかけた笹が飾られていたそうです。
笹が祭事に使われる理由の主なものは次のようになります。
- 生命力が強く、天に向かってまっすぐ伸びる。
雪や風に強いことも力強さを感じさせる。 - 笹の葉が持つ殺菌力から、厄除けの力があるように感じさせる。
- 笹の葉が擦れ合っておきる音が、神様を招くと思われていた。
田舎では、その辺りの山林に生えている笹ですが、
街中で自生しているものを見ることはできません。
でも、七夕のシーズンになれば街中でも入手は可能です。
七夕の笹は花屋で買える?笹を売っている場所とは
七夕のシーズンになると、花屋さんやホームセンターなどに
置かれることがありますが、少なくなりました。
なぜなら、笹の日持ちはあまり良くないから。
根から切り離してほって置くと
半日くらいで葉が縮んで丸まってきてしまいます。
これは、お店で扱っているものも同様で、
プロの花屋さんでも1~3日くらいしか持たないそうです。
お店には置いていないけれども、
注文すれば取り寄せてもらえる場合もありますから、
店の人に聴いてみてください。
1メートル~1.5mくらいのものを数百円程度で購入することができます。
最近は、本物そっくりの造花も販売されています。
手入れの手間が省けますから検討してみてはいかがでしょう。
1000~2000円程度で購入できます。
七夕の笹飾りはどこで手に入れる?
保育園・幼稚園・小学校に通っていたころは、
七夕飾りは手作りするものでした。
人数が揃っていましたから、
一人で2つくらいつくれば十分なボリュームを確保できました。
しかし家庭で飾りつける場合、十分な量の飾りをつくるのは大変です。
願い事も一人一件では、笹ばかりが目立つ寂しい七夕飾りになってしまいます。
そこで、七夕の飾りの幾種類かをセットにしたものが販売されています。
ホームセンターなどで購入できますが、
Amazon、楽天そしてモノタロウで”七夕飾り”で検索すれば
複数のものが見つかります。
値段も1000円からですので、
飾りの量と値段を比較して気に入ったものを選べばよいと思います。
まとめ
田舎に住んでいた頃は、
七夕飾り用の笹を手に入れるのには何の苦労もありませんでした。
しかし街中に住んでいると、
近所の花屋さんに問い合わせて事前に手配するようにしないといけませんね。
七夕を前にして笹に飾りを付ける作業は、楽しい時間ですし、
本物の笹の感触もよいのですが、毎年用意するのが大変でしたら、
造花を使うのも「あり」だと思います。
クリスマスのツリーは造花の場合が多いですし・・・。