コンテナハウスを建てた!固定資産税ってどうなるの?

物流で使用されるコンテナを流用して家を造るコンテナハウスは、
一般住宅に比べて圧倒的に安く建てられることがメリットです。

 

また、コンテナ独特の形状を生かした、

ちょっと変わったスタイリッシュな外観から、
事務所や飲食店などの店舗としても利用されています。

 

お値段の目安としては、
倉庫やトイレなら100万円、
事務所なら500万円、
小さめのレストランで概ね1,000万円程度と言われています。

 

 

移動できるコンテナですが、固定資産税はかかります

 

 

固定資産税がかかるかどうかの基準は、「建築物」であることです。

 

建築物の定義は、「屋根があって四方を壁(シャッター含む)で囲まれていて地面に定着している構造物」です。

 

それなら地面に固定せず放置しているコンテナは建築物にならない?

 

と思われるかもしれませんが、
国土交通省の指針の中に

「人が出入りして継続的に利用するものについてはすべて建築物として扱う」
とあります。

 

また、同省のHP上にある「コンテナを利用した建築物の取扱いについて」の欄に、
「近年、コンテナを倉庫として設置し、継続的に使用する例等が見受けられますが、
このような随時かつ任意に移動できないコンテナは、
その形態及び使用の実態から建築基準法第2条第1号に規定する建築物に該当します。」とあります。

 

このことからも”コンテナハウスは固定資産税がかかる”と考えたほうがよさそうですね。

 

 

体験♪コンテナハウスに住んでみたら意外と普通だった!

 

 

コンテナハウスの主流は店舗や事務所、
ガレージなどがメインの様ですが、
住宅としてはどうなのでしょうか?

 

傍目にはコンテナが鉄でできていることに注目されがちですが、
実際のところ重量鉄骨造りの建物と同じです。

 

内装にクロス仕上げや、フローリングを張ることもできます。

 

そうなると基本的には一般住宅と大差ないことになります。
メンテナンスにおいても一般の住宅と変わりないといっていいでしょう。

 

錆対策

 

コンテナは鉄製ですから定期的な防錆メンテナンスは推奨されています。

 

ですが、これも外壁断熱にした場合など
コンテナの鉄の部分が外部に露出しているかどうかで変わってきます。

 

木造でも重量鉄骨でも同じように腐食はありますので、
コンテナハウスだけ特別とは言えません。

 

シロアリ対策

 

コンテナハウスでもコンテナ内外には断熱材がありますので、
この断熱材がシロアリに狙われることがあります。

 

これも木造や重量鉄骨の建物でも同じです。

 

雨漏り

 

コンテナはブロックの様に周囲が平面です。

 

そのままでは天井の面に雨がたまりやすいのです。

 

コンテナを建築物として使う場合はもちろん対策を行い、
雨が溜まらないように施工しますし、
雨漏りに対する配慮も必要です。

 

雨に対しては木造でも瓦のメンテナンスが必要ですし、
重量鉄骨でも定期的なメンテナンスが必要です。

 

 

一年中快適なコンテナハウス♪断熱効果で夏も涼しい

 

 

コンテナは鉄でできているので熱が伝わりやすい構造物です。

 

そのままでは、夏は暑くてサウナになり、
冬は寒くて冷蔵庫のようになります。

 

総じて断熱性能が弱いのです。

 

そのため、住居として使用するためには、断熱対策が必須です。

 

具体的には

  • 壁に加えて天井、床面に断熱材を取り付ける。(内側、外側もしくは両方)
  • 大き目のエアコンを付ける(当たり前)。
  • 庇(ひさし)の追加。
  • 屋根に草などを植える屋上緑化

の手法をよく見かけます。

 

断熱対策をしっかり行えば、中は普通の重量鉄骨造りの住居とかわりません。

 

エアコンの取り付けは、断熱と同じくらい問題になる結露(湿気)対策にもなりますね。

 

 

まとめ

 

一般の住宅より安価に置けるコンテナハウスですが、
税金の面からは一般の建物と変わらないようです。

 

さらに、国土交通省のHPでは、
「コンテナハウスを置くのにも許可が必要で、違反したら、撤去を命じます」
と言っています。

また、コンテナハウスを置く際には、
住み心地やメンテナンスを含めたトータルのメリット・デメリットを
専門の業者さんに相談するのがよさそうですね。