土用の丑の日の意味とは?その由来はどこから?

疲れや夏バテを実感する時期になると、
見かけるようになるあのキャッチコピー。

 

土用丑の日、うなぎのご予約承り中!

 

大人になると、うなぎを食べないと乗り切れないぞ!
と当たり前のように過ごしていませんか。

 

何の疑問もなく、いつものように子供とスーパーに買い物に行ったある日、
土用丑の日について子供に聞かれて困ってしまいました。

 

考えてみると、土用の丑の日って、実際に何のことなんでしょう。

 

子供は土用の丑の日と土曜日を混同してしまっているようですし、
どこかで恥をかいても可哀想。

 

そこで、土用の丑の日の意味や由来について、調べてみたいと思います。

 

 

知ってる人30%?!土用の丑の日の「土用」には意味があった!

 

 

その場は何とか取りつくろったものの、
きちんと間違いをただしてあげることができなかったので、
早速、母と祖母に聞いてみると、
疲れやすい時期には精の付くものを食べないといけない、とのこと。

 

わたし同様、あまりよく分からないまま、
キャッチコピーを見てはうなぎを食べていたようです。

 

でも、土用の丑の日にはうなぎを食べていても、
詳しい内容までご存じなんでしょうか。

 

マーケティング会社の調査では、
土用の丑の日を知っていると答えた方は94%もいて、
20代の男性だけの調査結果でも90%以上の方がご存じだそうです。

 

そのうち、毎年うなぎを食べると答えた方は22%とのこと。

 

だったら、多くの方が土用の丑の日ついてご存じなのではと思いますよね。

 

その由来になったと言われているものに、土用の丑の日にちなみ、
うという文字から始まるものを食べると夏バテしないという習わしがあったんです。

 

でも、なぜ土用なんでしょうか。

 

もともと、土用とは土旺用事を省略したもので、
旺は「盛んである」、用事は「働く」という意味があって、
土の神様が盛んに働くということだそうです。

 

そのため、土用の期間は土を掘り返したり、
基礎工事をしたりと、土をいじってしまうと、
土の神様を邪魔したということになり、災いを受けるという迷信があります。

 

では、土用の期間ってどのくらいなんでしょうか。

 

実は季節と季節の間にある18~19日もあるんです。

 

各季節ごとの土用がくるたびに、
工事や土にまつわる作業ができないなんて困りますよね。

 

そのため、土用の間日といって、この期間には土の神様がおられなくなるので、
土にまつわるお仕事をされても大丈夫だという期間を作りました。

 

この土用が始まると土用の入りで、終りの日を土用の明けと言われています。

 

また、丑の日の丑は、十二支の丑で、
各土用の期間の丑の日に該当する日を、土用丑の日というのです。

 

ということは、各季節が移り変わるごとに土用の丑の日はあるんですね。

 

そのため、土用の期間は18~19日で、十二支を割り振りすると、
土用の間に丑の日が1日だけだったり、2日あったりします。

 

一般的には夏の土用の丑の日にうなぎを食べることが浸透されているので、
調査をしてみると、多くの方がうなぎの旬は夏だと思われているようです。

 

本来のうなぎの旬は秋から冬なのですが、
どのくらいの方がご存じなのでしょうか。

 

実は、実際に土用の丑の日が春夏秋冬の各季節ごとにあって、
本来のうなぎの旬の時期は秋から冬だということのアンケート結果によると、
約30%の方がご存じだという結果があるのです。

 

皆さんが何となくうなぎを食べているという訳ではなかったんですね。

 

旬ではなくても、夏バテをしないように、食が細くなりがちな時にこそ、
栄養があるものを食べて夏を乗り切ろうという、古くから伝わる日本人の食文化。

 

これは、子供に話して、この文化を伝えておかなければと思ってしまいます。

 

 

土用丑の日を土曜牛の日と勘違いしていたわが子が面白すぎる

 

 

そんな意気込みを持って話したところ、とてもがっかりした様子なのです。

 

どうやら、わが子は土用を土曜日だと思っていただけではありませんでした。

 

毎週土曜日に大好きな牛肉を思いっきり食べられると思っていたんです。

 

可哀想ではありますが、わたしには子供とはいえ、
早く真実を知っておいた方が良いということを、
痛感した出来事があるのです。

 

先日、結婚をして一児の母となった妹が、卒業式に参加。

 

そこでママ友たちから笑われたと顔を真っ赤にして帰宅してきました。

 

実は妹は学生時代、春になるとよく、言っていたことがあるのです。

冒頭が好きなのよ。
蛍の光、窓の勇気って。勇気ってところでもう泣いちゃうのと。

 

蛍の光に彼女なりのドラマティックな展開を巡らしていたようです。

 

貧しくて明かりをともす油を変えなかった学生が、
命がけで窓際で勉強しているというイメージです。

 

最後に聞いたのは彼女が大学生の頃だと思いますが、
厳しい受験勉強を耐え抜き卒業した彼女の努力を知っているだけに、
せっかくの感動の記憶を台無しにしては可哀想と思い、
いつか本当のことを言おうと思っていました。

 

本来の意味を気付く瞬間に立ちあったら、
笑い話になるかと秘かに思っていたのですが、
数年後、ママ友との食事会でその瞬間を迎えてしまったのです。

 

どこであやふやな記憶のせいで、恥ずかしい思いをするか分かりません。

 

わが子にはそんな辛い経験をさせないよう、
しっかり土用丑の日について教えておきたいのです。

 

 

最後に

 

食べ物の安全問題や、食生活を取り巻く環境のの大きな変化によって、
幼いころからの正しい食生活の実践や、
食に関する知識を身に付けることが大切になってきました。

 

知らないことやあやふやに記憶していたことについて子供から問われることって、
実際はとても面倒ですよね。

 

食についての疑問を持ったり、
その食材を食べることによって季節を感じたり、
風習を学んだりすることは、
きっと親子共々、とても良いきっかけになります。

 

お買い物や家庭料理の中で、
子供が健やかに生涯過ごすことができるように、
子供の食べる力を養っていけるんですよ!

 

本来は夏だけの習慣だったのですが、最近では、春の土用の丑の日も
コンビニエンスストアやスーパーではキャッチコピーがはためいています。

 

気温も変わりやすく体調をくずしやすい時期なので、

家族で元気にうなぎを食べて過ごしませんか。

 

夏以外にも話せる機会が増えたことですし、
しっかりと栄養を取りながら、
季節の変わり目を乗り切る良い習慣と知識を、
子供たちに植え付けてあげましょう!