もしかして食中毒かも!?食中毒の種類と症状まとめ

なんだか熱っぽいなと思って寝ていたら、
突然の腹痛と下痢に襲われてしまった!

 

そういえば、さっき飲み会で食べなれていないものばかり食べたばかりだけど、
何時間も経っているわけでもないし、ひょっとして何かの病気になったのでは?

 

吐き気もないけれど、食中毒の可能性は?

 

こんな経験をしたことはありませんか。

 

実はよくある話で、実際に、有名な芸人さんが
相次いで食中毒の被害にあっていましたよね。

 

梅雨になると、患者は急増します。

 

でも、さっき食べたばかりのもので、食中毒になるんでしょうか。

 

実は、食べてから食中毒の症状が出るまでには、
年齢や体調、食べた量と原因になったものによって違いますが、
30分から8日くらいなんです。

 

体の中から細菌や毒素を出しきってしまうまで、食中毒の症状は続きます。

 

 

万が一食中毒になったら。熱や下痢は?嘔吐以外の症状

 

 

激しい腹痛や下痢、吐き気だけでなく、熱が出ることによって起こる悪寒、
その他にも呼吸困難になる場合もあります。

 

ボツリヌス菌によって食中毒になった場合は、神経症状が起こるんです。

横隔膜を動かしている神経が麻痺をすることで、呼吸困難になります。

 

思いがけない症状の連続で、焦ってしまうのは当然です。

 

とりあえず家にある常備薬に頼りがちですが、あまりおすすめできません。

 

少しでも食中毒ではないかと疑いを持ったら、
まずは落ち着いて、脱水症状をおこさないよう水分補給をして下さい。

 

とても苦しい症状のため、下痢止め等の市販薬を飲みたい気持ちは分かります。

 

でも、食中毒の場合、市販薬を自己判断で飲んでしまうと、
症状を悪化させてしまう可能性があります。

 

その原因になったウイルスや細菌、毒素を腸の中にとどめて、
体の外に出にくくなってしまうことがあるのです。

 

また、ビフィズス菌製剤などの整腸剤を飲んでも、
食中毒の下痢を止める効果はあまり期待できません。

 

万一、市販薬を飲んでしまったら、診察を受けるときには、
そのお薬を持って行って、飲んだことを伝えてくださいね。

 

嘔吐も同様ですが、体の外に病原体を出す働きが下痢なので、
基本的には吐き気や下痢を止めても、
治療が遅れる原因を作ってしまう可能性があり、
まずは絶食することが必要とされています。

 

つらい症状は続く上、
絶食するくらいなら水分を摂っても無駄なのではと思われますが、
どんなに下痢や嘔吐が続いたとしても、水分補給はした方が良いのです。

 

ゴクゴクと飲みたい症状の場合でも、
常温のスポーツドリンクや経口補水液を、ゆっくり、少しずつ飲まないと、
勢いよく吐く状況になりかねません。

 

特に注意をしなければいけないことは脱水症状と、
吐いたものをのどに詰まらせないこと。

 

水分補給を十分に行い、休養することが大切なのです。

 

スポーツドリンクや経口補水液が無い場合、
自宅にあるもので代用することができます。

 

水1,000mlに砂糖を40グラムと塩を3グラム入れて混ぜると、
経口補水液のかわりになります。

 

ただ、経口補水液は心臓や腎臓に負担がかかる場合があるので、
医療機関で塩分(ナトリウム)やカリウムを制限されている方は、
飲んではいけない場合があるので、注意が必要です。

 

少しでも脱水症状かな?と思われる場合は、
意外と重症になることがありますので、
早急に医療機関を受信することをおすすめします。

 

また、吐いたものが、万一、気管支に詰まってしまうと、
呼吸困難や肺炎の原因になることがあります。

 

そのため、吐きやすいよう、横向きに寝て安静にしてくださいね。

 

 

食中毒の危険がある食べ物の種類やその原因とは?

 

 

食中毒の原因としては、自然毒や細菌やウイルスだけでなく、
化学物質や寄生虫等様々ありますが、
その多くは、細菌とウイルスが占めています。

 

自然毒ってあまり聞きなれない言葉ですよね。

 

実は、動植物の中には、
体の中に毒の成分を持っているものが、数多くあるんです。

 

この毒の成分を、自然毒といい、動物性と植物性に分類されます。

 

動物性食中毒の多くは、フグ毒ですが、毒カマスや貝類があり、
麻痺や下痢を引き起こす貝の毒素は、プランクトンに由来するんです。

 

加熱してあれば大丈夫と思われますが、
フグ毒の有毒成分、テトロドトキシンは、加熱をしても無毒化されません。

 

一方、植物性食中毒では、毒キノコが多く、
身近なものとしては、青梅やじゃがいもも。

 

細菌による食中毒は、毒素型と感染型に分けられ、
食物に食中毒素が入ることで発症。

 

代表的なものにサルモネラ菌やカンピロバクターがあります。

 

カンピロバクターは、食中毒の最も多い原因としても挙げられ、
肉製品の中でも特に鶏肉によって発症。

 

細菌による食中毒が減少している昨今において、
カンピロバクターは増加しているんです。

 

ウイルス性の食中毒は、ウイルスが蓄積されてしまったものを
食べたり飲んだりすることにより発症するだけでなく、
人からの感染で発症することもあります。

 

生ガキなどに含まれていることで話題になったノロウイルスや、
A型肝炎ウイルス、E型肝炎ウイルスが有名で、
驚異的な感染力で、会社や学校などで拡散。

 

感染した食べ物だけでなく、感染した人が調理をすると、
その人の手指から調理している食べ物が汚染され、
感染した人が触ったものだけでなく、咳や嘔吐物からも感染するのです。

 

食中毒といえば、加熱が十分でなかったら、
細菌やウイルスによるものというイメージがありますが、
化学物質が原因となるものもあり、
有名なものには鉛やカドミウムがあります。

 

加工途中で洗剤や薬品が誤って入った場合や、
残留農薬、食品添加物、公害による水銀が原因となるものです。

 

細菌やウイルス性の食中毒と大きく違うところは、
見た目や香りなどで分からないこと。

 

そのため、食べた時に味や香りに違和感があるという特徴があります。

 

ほかにもマイコトキシンなどのカビ毒も食中毒の原因としてあげられます。

 

カビの種類は多く、その数は数万種類ともいわれていますが、
人体に有害なカビはその中でもほんの一部。

 

毒素を作るものもあるのですが、
細菌による食中毒のように体の中でカビや菌が増えることは無いので、
下痢などの一時的な症状で治まるケースが多いといえます。

 

また、慢性的な中毒を起こす毒としては、
ほうれん草やお茶などに含まれているシュウ酸があって、
鉄やカルシウムが効果的に吸収できなくなって、
腎臓や尿路結石などの原因となります。

 

最後に、寄生虫が原因となる食中毒ですが、
牛、鶏、豚等の腸管や、下水道、河川等の自然界に多く生息しています。

 

サルモネラ属菌のように、少量でも食中毒の原因となってしまうものや、
重篤な症状となるものもあり、要注意です。

 

鮎やしらうおで知られる横川吸虫、鯉やフナの肝吸虫、
そしてアジ、いか、イワシ、サケ、サバなどに

幼虫が寄生することで知られるアニサキスが有名。

 

魚の内臓に寄生して、鮮度が落ちてくると筋肉に移動する特徴があり、
約3㎝くらいの線虫なので、
人間の目でも見ることができますが、筋肉に移動すると見つけることは困難です。

 

最近ではシメサバが原因となる食中毒が増加しています。

 

 

最後に

 

食中毒の原因となる細菌に腸炎ビブリオ菌があります。

 

実は、大阪で発生したシラス食中毒事件において、
初めて世界で発見された食中毒菌なんです。

 

激しい腹痛と下痢、発熱、おう吐が主な症状ですが、
さしこむような激痛や、血便をすることもあり、
激しい下痢の連続で、脱水症状に陥り死亡する例があります。

 

海に生息しているため、魚介類の体の表面や、
エラ、内臓についていることがあって、
この菌が付いたものを、さしみや寿司等に調理をするときに
食べる部分に菌が増殖して食中毒となったり、
調理器具や冷蔵庫内で他の食品についた菌によって食中毒となるのですが。

 

そのほかにも、とても珍しいケースではありますが、
海水浴で感染することもあるんです。

 

軽い症状だからと思っていても、意識障害が生じることもある食中毒。

 

早急な対処が必要な場合がありますので、
食中毒なのではと思われる症状があれば、
ひどくなる前に、医療機関で診察してもらいましょう。